「 挑戦 」 Ⅱコリント 4:8~9

「打ち倒されても、また立ち上がって、前進を続けます。」9節

 パウロが自分の宣教の現場で経験した極限の苦難を背景に、「しかし、神は決し
て見捨てない」という希望を告白した言葉です。
 この「苦難と希望の二重構造」が、パウロ自身の歩みの中で非常に重要な意味
を持っています。最も個人的で、最も痛みのにじむ書簡です。
彼はコリント教会から批判され、使徒としての正当性を疑われていました。
 その理由の一つが、「あまりにも苦しみが多い。神に祝福されている使徒なら、
そんなに苦労しないはずだ」という誤解でした。

 しかし、パウロは、むしろその苦難こそが、「私の力ではなく、神の力が働いて
いる証拠だ」 と。
パウロが実際に経験した苦難は、何度も投獄、鞭打ち、石打ち、船の難破、飢え、
渇き、寒さ、迫害と中傷 (Ⅱコリント11:23~28)

 これらは単なる比喩ではなく、彼自身の実体験でした。今の私たちにとり、挑
戦とは、どんなことでしょうか? 一番の挑戦は自分の今までのやり方を変えるこ
とかも知れません。そして、挑戦とは必ず成功することではありません。

 うまくいくかどうか分からなくても、一歩踏み出してみること。それが挑戦で
す。たとえ失敗しても、そこから何かを学べば、その経験は決して無駄ではあり
ません。また、大きなことを成し遂げるだけが挑戦ではありません。昨日までで
きなかったことを、今日、少しだけやってみる。それも立派な挑戦です。

 最後に、一つの言葉で表すなら「挑戦とは、可能性を信じて、一歩を踏み出す
こと。」このように考えると分かりやすいと思います。
 年齢に関係なく、何歳になっても挑戦することはできます。
 そして、挑戦するということは、必ずしも無理をすることではありません。自
分にできる小さな一歩を踏み出すことも。

 なにげなく目についた、よい言葉があります。
① やる気が出たら 行動する。待っていてもだめ →行動したらやる気になる。
② 自信があるから行動できる→ 行動したら自信が出てくる。
③ メンタルが安定したら行動する→ 行動したらメンタルが安定する。
④ お金があれば好きなことできる→ 好きなことをするとお金が入る。
⑤ 良いことがあるから感謝する→ 感謝するから良いことが起きる。

 大分以前に「ペイ・フォワード(可能性の王国))という映画がありました。
誰かから受けた親切を、その人に返すのではなく。別の3 人に渡して行くのです。
こころ温まる名画です。
  「真理は私を自由にする」ヨハネ8:32 とあります。
 昨日のわたしより自由になっている。挑戦した結果。
 そんな私たちになりたいものです。