「喜びの表現」 1テサロニケ5:16~18
「いつも喜こんでいなさい。耐えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」
本日は立春です。陽暦の1月1日はまだ寒い頃で、この立春と旧暦の元旦(今年は2月10日)ころが春がそこまで、という感じがします。寒い日々が終わるので、喜ばしい気持ちになります。そこで喜びについて考えてみましょう。
本日のテキストのこの聖句が大好き、という人は多いです。 けれども、安全地帯にいて、衣食住に事欠かない者に取っては、「はい」と言えても、生命が危険に晒されている者にとっては、とてもじゃない、と一蹴させられる言葉かも知れません。
しかし、とにかく、今ここにいる自分を中心に考えて、「いつも喜んでいなさい」との言葉について考えてみると、意外と喜んでいない自分がいます。
4年に及ぶ壮絶な癌との闘いから臨死体験をするまでの話が書かれた 著書『喜びから人生を生きる! 』(原題『Dying to Be Me』)で、 アニータ?ムアジャーニは
・自分のパワーを他人に与えてしまわないように
・自分を無条件に愛す
・自分自身に正直でいれば、地球のための真の道具になれる
・わたしたちの義務は、愛の存在でいること、自分にとって適切な方法で内側から応えを受けとる
・自分自身を楽しみ、自分や人生についてあまり深刻に考えすぎない
・ヒーリングに関するスピリチュアルな道について1つ教義をつくらねばならいのなら 「毎日必ずたくさん笑う」こと
・人生そのものが、私たちの祈り
・幸せな人生に必要な方程式は、ユーモアのセンスと、自分は愛であるという理解とともに生きる。
と言っています。
兎にも角にも、にもかかわらずの思いで、「いつも喜ぶ」ことを毎日の生活に取り入れるとよいですね。はじめに「喜び」次に「祈り」、そして「感謝」ですが、順番は逆になっても、祈りからはじめてもよいのです。「喜ぶ」はとっかかりとしては一番、自他ともにわかりやすいのかもしれません。