「喜び、感謝、祈り 」 第1テサロニケ5:15~18
「いつも喜んでいなさい。 絶えず祈りなさい。 どんなことにも感謝しなさい。」
八月いっぱいは牧師のメッセージではなく、4週とも「証」の形で、語っていただくことにしました。4日はOYさん。
この教会に連なるようになったきっかけから話されました。
ある方に導かれて、この教会の特別伝道集会に参加しました。講師が西川京子さん(精神保健福祉士で「心なごむ会」の講師) でした。ちょうどその時期、お子さんが欝(うつ)になって、OYさんは悩んでいました。
しばらくしてからご自身が思いがけなく71歳で大腿骨骨折で入院。その時牧師と信徒のCさんが遠い病院までお見舞いに来てくれて、びっくりでした。
また聖餐式が他の教会では受洗していない人はパンと葡萄酒を頂けないないのに、この教会では受けるも受けないのもそのの自由にまかせていました。これも驚きでした。
またDVでしんどい思いをさせられていた夫がパーキンソンの末期の入院中で、死を前にして、自分はどうのように送ることができるのか、迷っていました。
実は役員のおひとりのMさんが、牧師の助言から臨終の時、お連れ合いさんの腕に抱えられてお互いに「ありがとう」と言って天に帰られた、と聞き、その様子から、自分は大変苦労をかけさせられた夫を赦し、ありがとうと伝えられるか、悩んでいました。礼拝後、病室に着くと、こちらが言葉に出すまえに、夫はいままでにない優しい声をかけてくれました。その4日後にやすらかに帰天しました。
それとごく最近のことですが、Cさんに指の震えを指摘され、診察をすすめられ病院へ。「パーキンソン病」と診断されました。
しかし、問題はこの病ではなく、MRIとCTスキャンを取ったおかげで脳梗塞の恐れや静脈瘤の疑いのあることが判明、心臓も糖尿も問題と、パーキンソンよりも、こちらの方を優先させて治療に入ることとなりました。教会に来て人びとと交わることで、突然倒れるということにならないよう導かれたことを神と教会の人びとに感謝します。 (文責 申 英子)