「 つながること 」 マタイ25:14~30
「実を結ぶものはみな、いよいよ豊かに実を結ぶように手入れをなさる。」15:2b
「わたしはぶどうの木」ということばではじまる個所です。
枝にぶどうの房がつながっていることが大切なだけでなく、神は実を結ぶぶ
どうはもっと「手入れ」をなさるとあります。
苦労があったらそれを取り除いてくださいとただ頼むのではなく、逆にその
つらいことが神の手入れのところ、それによってより豊かな実ができることを
語っていることを覚えましょう。
「手入れをする」のギリシャ語(kathairei)」は「清める」「取り除く」という
意味も含みます。
英語の聖書(NEB)はprune(剪定する、手入れをする)となっています。
すでに実を結んでいる枝に対しても、さらなる成長のために手入れが必要であ
るという教えです。
昨日は日本スピリチュアルケア学会学術大会の一日目に参加してきました。
奈良の天理大学が会場でした。基調講演は天理大の金子昭教授で「いのち・縁・
スピリチュアリティ~天理教人間学の視座から~」でした。天理教の教理と実
践のお話を分かりやすくしてくださいました。
以前、こちらの教会学校に通っていたNちゃんとK君は、私どもの教会に属
していた祖父祖母も、なんと父母も40 代で帰天して亡くなり、、二人っきりで
残されました。わけあって児童相談所から養子縁組をしていただき、元気に健
やかに育っています。その養子縁組のご家庭が天理教の信者さんです。
神(大いなるもの)に繋がるとは、宗教がちがっていても愛に根付いた関係
を保っているとき、その一人ひとりの人生は、広く他者ともつながり豊かな関
係を結ぶのです。
愛において繋がる人生は思っているよりも豊かで、一人ひとりの命が紆余曲折
の道のりであっても行くべきところに到達するものです。宗教を超えて何が人
間にとって大切なものであるかを、これからの人類は学びつつ進んで行って欲
しいですし、私たちの日常の生活においてそれをまず実現させると良いですね。



