「原点回帰」ヨハネ17:21~23

「あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください」21節

 本日はキリスト教歴史にとって大切な聖霊降臨記念の日、また、この教会の創立7周年記念日になります。もう7年も経ったのです。

 その経過を簡単に表現すると、突然の見合いとスピード結婚みたいなことでした。ええっ?という思いの数年でした。 合同教会の体を整えられてきたころ、安活をする教会としましょうとたびたびもうしあげました。つまり愛を目指して働く教会。「愛とは理解の別名である」とはタゴールの言葉です。理解することにつとめない限り、自他ともに愛することは難しいです。
 なんのための愛でしょうか? しあわせを目指してです。誰しもが幸せになりたいことに異論はないと思います。
以前にも申し上げましたが、思考と行動の整理のために以下を記します。

  し 焦点を絞る。情報過多の中で溺れてしまう危険があります。
    そんな中で、何に向かって私たちは日々、生きているのか焦点を絞る必要があります。
  
  あ 愛を愛する。愛を愛さない人はいないと思いますが、時として愛よりもこの世の価値感に、お金、名誉、地位などに向かうことがあります。

  わ 私と和解 他の人との和解は理解できますが、自分との和解とは?実は一番むずかしいことかも知れません。〇〇であったら自分を認めるが、今のままでは自分を赦さない、認めない、というわたしたちではありませんか。

  せ 聖霊による成長。成長を目指すのが人間です。しかし、何によって成長を目指すのでしょう。(ガラテヤ書5:22~参照)

ペンテコステ(聖霊降臨日)は一人ひとりに起きた神の愛の降臨です。イエス・キリストが私たちの先を歩んでくださっています。イエスに寄りかかる のではなく、お手本として彼に倣って歩む私たちでありたいものです。ハニル(神の愛の仕事)の意味の原点にかえって、また新しく一歩を踏み出しましょう。